「出会い系サイト」の土壌
検索エンジンで「出会い系」と打ち込んで検索をかけると、“本当に出会える”とか“出会い系サイト徹底比較!”といったページが無数に出てくる。このブログでは、それらとはちょっと違った観点から「出会い系」について考えてみたい。
まずそもそも「出会い系」とは何なのか、法的規制との関係、問題点、種類、それに関連したニュースなどを取り上げて書いていこうかと思っている。
では、そもそもの話から。
「出会い系サイト」は、当初は同じ趣味を持つ人同士のコミュニケーションの場、あるいは結婚相手を探す場所として登場したとされている。その当初は名称も「出会い系サイト」ではなかったらしい。
同じ趣味を持つ人同士という点では、今で言うmixi等のSNSとかその辺に近いものだったのかもしれない。そして、登場“当初”というのが、いつだったのかというと、1995年のこと。
この年はMicrosoft社がWindows95を発売した年だ。95年は小学生くらいだったのだけれど、ニュース等でもその様子が報道されていて、なんだかお祭りさわぎになってたのをほんの少し覚えている。
「インターネット」という言葉が一般的に使われるようになったのも、Windows95が流通してからのことだ。インターネットが大々的に普及したタイミングで、「出会い系サイト」もその芽を出したのである。
その後、「ネット上を舞台に恋愛する」という形態の映画やテレビドラマが出始める。Wikipediaでは、その具体例として邦画『(ハル)』(1996)、ハリウッド映画の『ユー・ガット・メール』(1998)、そしてフジテレビのドラマ『WITH LOVE』を挙げている。これらは電子メールでのやりとりをきっかけにして恋愛を始めるというものが主だった。
Windows95でのインターネット普及の後に、もう一つ「出会い系」のユーザー数を押し上げたツールがある。携帯電話である。
1999年頃からiモードをはじめとする携帯電話からのインターネットアクセスが可能になると、その手軽さも手伝って「出会い系」は広く認知され、利用者も増えたのであった。
以上で、「出会い系サイト」の土壌が出来上がったわけだ。次回以降は今の「出会い系」についてもみていくことにしよう。